草津温泉♨より車で7分の所にある
ハンセン病の負の歴史を語り継ぐための『重監房資料館』

息子が大学のゼミで
「ハンセン病」の歴史調査とガイドやらで
何度も草津に足を運んでいた事を思い出した

ココのこと？！

偶然通りかかったのも何かの縁！
見学することにしました

重監房とは、何？　
　
それは特に厄介な患者を懲罰に処す為の
冷たくて高いコンクリの壁に囲まれた監房のこと

治療もされず
非人道的な扱いを受けた患者がいたことを知り、絶句・・・


ハンセン病は、当時コレラと同じ伝染病と考えられ
国は強制隔離するために全国各地に療養所を建設



薬で治るに病気にもかかわらず

親兄弟と離れ、実名も名乗れず
結婚しても出産は許されませんでした

信じられませんが、一生そこから出られない運命です。

しかし、そこには大きな問題点がありました。

のちに国は、謝罪・名誉回復・社会復帰など
包み隠さず後世に伝える施策を行います

そして国がハンセン病患者の人権や差別の解消のために

作ったのが　『重監房資料館』

資料館にゼミの仲間と編集した
ガイドブックが置いてありました。↑↑
(製作者に有志6名の記載と編集後記)


息子に見学した事を話すと

「ガイドブックは中高生向けに作ったから　母さんも分かるよ～」

だって。

うん、うん、納得！

いい仲間と
立派な仕事してたんだね。

ゴメン、母さんは口実作って温泉に入っているのかと思ったよ　(>_<)

草津温泉♨は　日本三大名泉と言われるほど有名だけど

同じ草津町に
ハンセン病の療養所があることを知る人は少ないです。

昨年フランと行った草津温泉旅行は
人権尊重について考える旅にもなりました。


ところで！！

草津温泉は強酸性なのでコロナを不活化するという
研究結果が今週発表されましたよ！！

あんなに密なのに草津はコロナ出てないわ。